築年数を経た中古戸建ては設備の劣化が気になりますが、壁の劣化も目につくものです。
以前はクロスの張り替えが一般的でしたが、最近では壁を作成・撤去したり、壁面収納に変更したりするリフォームも人気があります。
今回は、中古戸建ての壁のリフォーム費用や、リフォーム方法についてご紹介します。
中古戸建ての壁のリフォーム① 壁を綺麗にする
●一般的なリフォーム費用
一般的なクロスの張り替え工事は、部屋6帖・天井の高さ2.6mの場合、5万円~7万円ほどの費用がかかります。
特殊なクロスを使用する場合や、元々の壁が砂壁や土壁などクロスでない場合は、同条件でも13万円ほどと割高になります。
逆に、安いクロスを使用する場合や、天井のクロスを張り替えしない場合は、価格を抑えられます。
●特殊なリフォーム費用
クロスの張り替え工事以外のリフォームは、素材が高かったり、手間がかかったりするので割高になります。
6帖の部屋をリフォームする場合、「砂壁5万円~9万円」「土壁10万円」「漆喰壁9万円~11万円」「珪藻土8万円~10万円」が目安となっています。
ただ、使用する壁材の種類や、元々の壁の種類によって費用は大きく変わるので、事前に確認したほうが良いでしょう。
中古戸建ての壁のリフォーム② 壁を作成・撤去する
クロスの張り替えや壁材の塗り直しではなく、壁自体を作成・撤去するリフォームもあります。
壁を作成する場合、壁の長さによって異なりますが、10万円~20万円が相場です。
壁を撤去する場合は3万円~10万円が相場ですが、撤去跡を綺麗に処理するために、10万円~15万円ほどの追加費用がかかる可能性があります。
中古戸建ての壁のリフォーム③ 壁を収納に変更する
壁を壁面収納にリフォームして、収納スペースを大幅に広げることも可能です。
壁をクローゼットに変更する場合、20万円~30万円が相場ですが、希望する収納スペースの大きさによって費用は異なります。
本棚やタンスなど、複数の家具を買わずに収納スペースを増やせるので、すっきりした印象の部屋になります。
まとめ
以上、中古戸建ての壁のリフォーム費用や、リフォーム方法についてご紹介しました。
壁のリフォームは、クロスの張り替えや壁材の塗り直しだけでなく、壁の作成・撤去、壁面収納への変更など多様な方法があります。
家族のライフスタイルにあったリフォームができるよう、きちんと話し合いをし、最適なリフォーム方法を見つけましょう。
私たちアイユーエステート株式会社では、川西市を中心に中古戸建て物件を多数取り扱っております。
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