ベランダといえば、洗濯物を干す機能面が重視されてきましたが、ここ最近ではもっと有効に活用する方が増えています。
自分のお家の中で、外の空気を感じられる場所が、おしゃれな空間になるととても素敵ですよね。
今回は、中古戸建でベランダをリフォームする場合の施工例や、その費用などをご紹介します。
中古戸建のベランダは定期的なメンテナンスやリフォームがおすすめ
ベランダは屋外にあるので、洗濯物を干す時だけに出入りするなど屋内に比べると使用頻度が低い場所になりがちです。
そのため、気付かないうちに床と壁の接続部が腐食しているなど、損傷が進んでいることもあります。
多くの場合、ベランダの下階には部屋やリビングなどがあるため、漏水や腐食には注意が必要です。
放っておくと、大幅な修繕工事で多額の費用が必要になることもあります。
雨風にさらされる屋外は屋内と比較すると損傷しやすい場所ですので、定期的なメンテナンスが大切ですね。
また、中古戸建に住んでおられる方で、今のベランダの高さが合わない、狭くて使いづらいと感じる方はリフォームもおすすめです。
デザイン性や開放感を意識したベランダの有効活用で、あなたの暮らしがもっと豊かになるかもしれませんよ。
特に、お庭が小さい、またはお庭のスペースがない方は、ベランダにガーデンテーブルと椅子を配置したり、家庭菜園をできるスペースを設けるなど、気分転換やリラックスできる空間にすると、ぐっと世界が広がるでしょう。
中古戸建のベランダをリフォームする際にかかる費用の相場
ベランダをリフォームする際に、やはり一番気になるのがその費用。
いくつかのリフォーム例と費用を挙げてみましょう。
ここに書いてある費用は、あくまで参考にご覧になり、具体的な金額は施工会社へお尋ねになってくださいね。
ベランダが無かった間取りに小さなベランダを新設する場合、工事費を含め約30〜50万円が相場です。
このようにベランダを増築する場合、約幅180×奥行き90センチのサイズが一般的な規格のものとなります。
これはプランターなどを配置しても、歩行スペースもありますので、家事にも趣味にも利用できますね。
ナチュラル感や、おしゃれ感を加えたリフォームを希望するなら、腐食に強い木材や人工木材を利用したウッドデッキを作ることもできます。
ウッドデッキを増築する場合は、約50〜100万円を予算として考えましょう。
お家がおしゃれなカフェのような雰囲気になりそうですね。
また、ベランダにガラスの壁や天井を設けたサンルームは、雨に濡れない物干し場や、ガーデンスペースとして重宝します。
こちらも、予算は約50〜100万円ほどです。
もともとあるベランダの床材変更のみならば約10〜20万円程度、屋根の新設だと約20〜30万円の費用で施工可能です。
まとめ
中古戸建のベランダのリフォームをお考えの方へ向けて、その施工例と費用を参考にご紹介しました。
「おしゃれなベランダでガーデニングや、テーブルでティータイムなんて憧れるけど、家にはベランダがないし…」なんて方も、ベランダは増築できるということがわかりましたね。
ベランダを有効活用することで、趣味が増えたり、気分転換ができたりと、生活に新しい風が吹くこと間違いなしです。
ぜひご参考になさってみてください。
私たちアイユーエステート株式会社では、中古住宅のリフォーム相談も承っております。
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