前回は、兵庫県に約39万戸もの空き家があることをご紹介しました。
では今回は、兵庫県の近隣府県と比べながら、空き家の状況を見てみたいと思います。
近隣府県の空き家率を比べてみよう!
2023年の住宅・土地統計調査をもとに、
兵庫県と近隣府県の空き家率を比較してみました!
和歌山県 → 21.2%
岡山県 → 16.4%
鳥取県 → 15.8%
奈良県 → 14.6%
大阪府 → 14.3%
兵庫県 → 13.8%
京都府 → 13.1%
滋賀県 → 12.1%
※2023年10月1日現在。
総務省「令和5年住宅・土地統計調査」より。
こうして見ると、和歌山県は21.2%と高く、
住宅のおよそ5戸に1戸が空き家という割合です。
兵庫県は13.8%。
近隣府県の中では特に高いわけではありませんが、
全国平均と同じ水準です。
でも、空き家なら全部が問題というわけではありません
ここで、もうひとつ知っておきたいことがあります。
実は、空き家には賃貸物件として入居者を募集している住宅や、
売却活動中の住宅、別荘なども含まれています。
そのため、空き家率だけでは、管理されずに使われていない住宅の状況までは分かりません。
そこで注目したいのが、賃貸・売却用や別荘などを除いた「使用目的のない空き家」です。
こちらも近隣府県と比べてみましょう。
和歌山県 → 12.0%
鳥取県 → 9.7%
岡山県 → 8.6%
奈良県 → 7.7%
滋賀県 → 7.2%
兵庫県 → 6.2%
京都府 → 6.2%
大阪府 → 4.6%
※総住宅数に占める割合。2023年調査。
兵庫県は6.2%で、全国平均の5.9%を少し上回っています。
空き家全体の割合だけでなく、こうした住宅にも目を向けることが大切ですね。
空き家問題は地域によって事情も違う
今回の比較から分かるように、空き家の割合は府県によって様々です。
人口の変化や高齢化、住宅の需要、地域の暮らし方など、
いろいろな要因が関係していると考えられます。
ただ、数字が高い地域だけの問題ではありません。
今は空き家が少ない地域でも、これから先、住む人がいなくなった家が増えていく可能性はあります。
だからこそ、空き家問題を「どこか遠くの話」としてではなく、
自分たちの暮らす街の未来として考えていきたいですね!
次回は、そもそもなぜ空き家が増え続けているのか?
相続や高齢化、住む人がいなくなった実家など、空き家が生まれる背景を一緒に見ていきましょう。
住まいに関するさまざまなお悩みやご相談に、丁寧に向き合ってまいります。
ぜひ一度、お気軽にご相談ください