そして遺産の中に家などの不動産が含まれている場合、知らなければならない税金や、やらなければならない手続きがあります。
そこで今回は、川西市の家を相続した際の相続税や各種手続きについてご紹介します。
川西市の家を相続①:税金
家を相続した際に掛かる税金には、
・登録免許税
・相続税
があります。
登録免許税とは、土地や建物の所在地・面積・所有者を登録した登記簿の「所有権移転登記」をする際にかかる税金の事です。
登録免許税は固定資産税評価額×0.4%で計算できます。
次に相続税とは、相続する遺産が一定額を超えた際に収めるべき税金です。
しかし相続税には基礎控除という制度があり、実際に相続税の納税対象となる方は、1割にも満たないと言われています。
基礎控除額は3000万円+600万円×相続人の人数で計算でき、この合計金額が遺産の総額を上回らなければ、相続税はかかりません。
川西市の家を相続②:手続き
川西市の家を相続したら、まずは名義変更を行いましょう。
名義変更を行うには、被相続人と相続人の戸籍謄本などを用意して、誰が相続人になるか調査しなくてはなりません。
次に、相続人全員で誰が不動産を相続するのか話し合い、遺産分割協議書を作成します。
遺産分割協議書には相続人全員の署名と実印が必要で、相続人に未成年者が居る場合はさらに手続きが難しくなります。
そして固定資産税評価証明書を取得し、登録申請書を作成したら法務局で申請します。
自分で名義を変更する事も出来ますが、非常に手続きがややこしく、時間や手間がかかります。
そのため、家などの不動産の名義変更は別途料金がかかりますが、司法書士などの専門家に依頼する事をおススメします。
川西市の家を相続③:いつまでに手続きが必要なの?
不動産の名義変更には、いつまでにやらなければならないという期限はなく、また変更自体も義務ではありません。
そのため相続をした後も名義変更をしないまま住む事は出来ますが、デメリットやリスクが発生します。
まず、名義変更を行わないと相続した家を担保にする事や売却する事ができません。
また、他の相続人に勝手に家を売却される恐れもあります。
さらに、時間が経てば経つにつれて名義を変更することが困難になり、最終的に不可能になってしまう事もあるんです。
おわりに
いかがでしたか?
今回、川西市の家を相続した際にかかる税金や必要な手続きをご紹介しました。
納税や手続きは迅速に行うことが、トラブルを避ける最善の方法です。
私共アイユーエステートでは、不動産売買に関する様々な事をお手伝いさせていただいております。
お客様の目線・立場になってご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ。